1945年8月6日午前8時15分・・・




広島に原子爆弾が落とされ、今日でちょうど64年をむかえました。




64年という月日は長く、YOHEIも含め、原子爆弾の投下を知らない世代が、今は多くなっていますが、その一方で、64年という時間を、ずっと後遺症で苦しみながら生きてきた人がたくさんいるということも、忘れてはいけない事実だと思います。




「日本は唯一の被爆国」と言われますが、言い方を変えると、「世界で原子爆弾が使われたのは、日本の広島と長崎(1945年8月9日午前11時2分投下)2回だけしか、原子爆弾による大きな被害を世界は経験していない」ということになります。




つまり人類は、まだまだ「核の恐さを知らない」のが現状です。




最近は核廃絶が叫ばれていますが、叫ぶだけでは減るわけはないと思うし、「何のために核を減らすべきなのか」ということを、一人ひとりが考えていかなければいけないんじゃないかと感じます。




1回も核の被害にあっていない、YOHEIやYOHEIと同世代は、好き勝手にいろんな意見を言えますが、実際に核の被害にあってみると、生易しい意見を言うことなんてできないんじゃないか、そんなことも最近、思います。




「人間はいくらでも強がりを言えるけど、実際は思ってるほど、体も心も強くない」ということを、64年前の原子爆弾のこと、戦争のことを教訓に、今の時代に改めて思い返したいです。