15日(木)は、お昼から、

京都市国際交流会館まで、

パラリンピック報道写真展「THE EMOTION」

見てきました。




この写真展は、今年の春から、

東京2か所と九州2か所で行われてきた、

NPO法人「Paraphoto」主催の写真展で、

京都市国際交流会館の会場では、

今日の16時まで、展示が行われました。

(京都が、ラスト展示なので、

今後の展示は、ありません。)




会場には、

昨年行われた、北京パラリンピックの

水泳・卓球・バレーボール・陸上などなど、

競技の写真が、たくさん展示されていて、

中でも一番、目にとまったのは、

「シッティングバレーボール」の写真でした。




中学校時代に、

バレーボール部のマネージャーをやっていたので、

単純に目にとまったのですが、

立たずにお尻をついた状態でやる、

バレーボールの競技があることを、

全然知らなかったし、

足にハンディを抱えていてもできるスポーツとして、

考えられた素晴らしいものだなと思いました。




その他にも、

伴走者の夫とともに勝利を喜びあう妻の陸上選手。

腕の筋肉を鍛え上げて、

車イスで短距離走に臨む陸上選手。

両腕が半分しかない中、

必死で水をかきわけて泳ぐ水泳選手。

卓球の試合中に、あめを食べる監督。

・・・などなど、言葉で説明するのも限界があるのですが、

それぞれの選手が、いろんなものを乗り越えて、

競技に挑む姿に、

「障害」とか「国籍」とか、狭い考え方以上に、

「1人の人」としての努力と輝きを感じました。




そして、この写真展を開くにあたり、

4人のフォトジャーナリスト・写真家の方が、

昨年、北京へ取材に行かれたのですが、

そのうちの1人が、安田菜津紀さんです。




実は、昨年の12月に同志社大学であった、

安田さんの講演会に、僕は参加させてもらっていて、

http://ameblo.jp/yoface/entry-10177254287.html

それ以来、10か月ぶりに会い、

会場の写真の説明してもらったり、

現在取材されている「野武士ジャパン」

(ホームレスの方たちによるサッカーチーム)のことなどを、

お話ししてもらったりしました。




ちなみに、安田さんは、

2008年5月25日(日)放送の

毎日放送「500回記念 情熱大陸extra」で、

「ネクストジェネレーション」

(日本の未来を築いていってくれると、

期待できる若い世代)の1人として、

歌手の福原美穂さんなどと並んで、

紹介されているのですが、

http://www.mbs.jp/jounetsu/2008/05_25.shtml

お話ししていて、思ったのは、

やっぱり「ネクストジェネレーション」に

選ばれるだけあって、

ホンマに元気で明るいってことです。




ジャーナリズム(=人に伝える・発信する)の仕事は、

他の仕事よりも、社会への影響力が大きく、

発信するもの・発信の仕方によっては、

ダメ出し、批判、誹謗中傷を必ず受けるし、

ある意味、重苦しい仕事だと思うのですが、

それでも、

今回の北京パラリンピックの写真展(取材)を含めて、

「『日本の中で知られていないことを伝えたい』という

気持ちが、仕事へのやる気であったり、

元気や明るさにつながってるのかな」って、気がしました。




また、安田さんとは、

機会ができれば、会って、お話ししたいです。




安田菜津紀さんのブログ↓

http://ameblo.jp/nyasuda0330/




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「女性にとっての国際協力」

http://ameblo.jp/yoface/entry-10416165456.html