そういえば「9年間ブログやってる割に
1回も書いたことなかったなあ」ってことを
仕事中思い出しました。





それは『発達障害者が自分で稼ぐ方法』。





まずは発達障害者が働く上での困難から
説明します。





発達障害の特性はなんといっても、
知識レベルが高い割に人間関係上での
コミュニケーションや
急なトラブルにつまづいてしまうということ。





要は仕事内容のことで細かく指示や叱責してくる人を
受け入れられないってことです。





僕自身の経験からお話しますと・・・
ちょうど4年前のこの時期にハローワークの障害者職業相談室を通して、
テレビ局のグッズを扱うショップに採用されました。





50人の障害者の一括採用の一人だったのですが、
どうも障害者のお世話係の人と話が噛み合わない。





別に説明しなくてもいいことをクドクド説明され、
わからないことを積極的に質問すると、
「それはあとで言いますから今聴かないで!」と言われる。





一般の仕事をしている人からすると、
上司と噛み合わないことはよくあることで
それなりの対処をされていると思うのですが、
お世話係の人の子ども扱いするような接し方が気に入らなくて
2日目でもうストレスが相当たまってました。





3日目になり、僕は事件を起こします。
商品の陳列の練習を50人の障害者で代わる代わるしていて、
僕の出番になったのですが、
どうもお世話係の人の説明が理解しきれず、
でもどうしてもやらなきゃいけないので、
とりあえずやったものの、お世話係の人は
「高見さん違うやん!ほらほら」と子ども扱いしてする言い方に終始し、
何らやり方を教えてくれる気配がなく、
他の障害者の子の目線も僕の方へ。





「もうどうしようもない」って気持ちと
ジッと見られて恥ずかしい気持ちと
3日間たまってたストレスが爆発して、
「もう帰る!こんなとこやめてやる!」と
お世話係の人の制止を振り切り、ショップをあとに。





そのあと退職願を郵便でショップに送りつけ、
親にそのことを話すと、「あんた。なにやってんねんな!
いま就職口ないのわかってるやろ!
仕事は今までの経験に関係なく
ゼロから始めないといけないこともあるの!」と激怒され、
僕はパニックになって家出。
お金も持たず宇治から四条まで自分の思うままに夜通し歩き、
翌日、龍谷大学に寄って、学部の先生に打ち明けたことをきっかけに
家に帰ることになったのですが、
家族には「どこかで生き倒れになってるのではないか」と心配させ
警察に捜索届まで出させ多大な迷惑をかけました。





親とともに会社にも復職を申し出ましたが、
自分の起こした騒ぎの影響は大きく、店長とも話はこじれ、
復職できないままショップとの関係は消滅しました。





ただよかったのはこのショップ、半年後に計画倒産して、
働いてた障害者や従業員のお給料の未払いを起こし、
テレビでとりあげられるなど大問題になったんです。





事件を起こしたときはすごく辛かったんですけど、
このとき自分の行動は100%間違ってるわけではなかったんだと
未払い被害にあってる障害者の人のことを気遣いながらも
少し安心しました。





その後も郵便局や清掃の仕事に携わるも、
僕の障害特性をわかってくれない人にクドクド怒られたり、
自分のキャパではどうにもならない仕事だったりで、
長続きせず気づけば作業所に3年近くいます。





別に発達障害者が働けないわけではないし、
障害者雇用で就労している人はたくさんいます。





けど『細かいことが覚えられなくて、
覚えられないことを上司に怒られ、
それでも覚えられなくて、できなくて、
どうしようもなく対応の仕方がわからない』
って場面が出てくると、
その場に居づらくなってしまって
4年前の僕のようにパニックを起こしてしまい、
仕事が長続きしないというのが実際のところです。





もちろん仕事に対してのモチベーションを持てていなかった部分は
いまでは大反省しているし
仕事放棄も絶対いけないことだとわかっていますが、
上司や雇ってくれる会社が発達障害について理解してくれなくて
即戦力にさせようと強要されると
本当に辛いものがあります。





でも世の中の実態はおわかりの通り、
苦手なタイプの人とも仕事ができて、
すぐに仕事を覚えて要領よくできる人が
優遇されます。





こういう状況なので発達障害者が社会に出て、
親元を離れ自立生活するっていうのは困難だし、
自分のライフワークを仕事にするなんてことは夢のまた夢です。





基盤になるライスワークや経験を積むってことすら難しいし。





・・・てなことを書いてると長文になってしまいました。





発達障害者が自分で稼ぐ方法の具体像は後半の記事で。