そういえばここに報告書いてなかったので、
今さらながらの報告になりますが、
7月放送の『バリバラ』(NHK Eテレ)に出演させてもらいました。

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『バリバカンパニー大集合』と題した障害者が働きやすい職場の特集。

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QRコードやランプで検品ミスを防ぐ努力をしている会社、
精神に障害を持った人同士が助けあって仕事をする会社、
梱包やピッキングなどの多岐にわたる仕事を
当事者の得意分野で分担している会社と、
3つの会社が紹介され、
僕も少しコメントさせてもらったんですけど、
30分の番組では足りないぐらいの内容で、
障害を持っていない人には伝わりづらいところも
あったんじゃないかなというのが感想です。





一般の人の就職と障害者の就職のなにが違うかというと、
一般の人の就職は自分のやりたいことや
「なんでもやる」っていう視点で選ぶのに対して、
障害者の就職は自分のできること・できないことを見極めて、
自分のできることと企業が求めるものを合致させて
選ぶことが多いです。





そして求人応募自体も大学のキャリアセンターや
就活サイトを使うような一般の就職活動とは違って、
ハローワークの中にある障害者職業相談室(もしくは窓口)で、
障害者求人を探します。





たとえば人とコミュニケーションが取りづらいけど、
荷物の移動はできるって人はお店のバックヤードの仕事をする。
コミュニケーションはとれるけど体が不自由って人は
ディスクに座って事務作業をするって感じで、
コミュニケーション能力であったり、
知的レベルだったり体の症状であったりで、
就ける仕事も大きく変わってきます。
(なので上の例えも一概に言えるものではありません)





番組では『特例子会社』の是非にも触れられていましたが、
健常者と障害者が一緒に働く会社を目指すべきなのか、
障害者ばかりが働く会社を目指すべきなのか(後者が特例子会社の考え方)
というのも企業や識者によって考えが違います。





ただ一つ言えるのは一般の人に比べて障害者の方が圧倒的に
非正規雇用が多いということ。





正社員になるにはやっぱりプレゼンや商談ができる
コミュニケーション能力や
大切なことを決められる判断能力が必要で、
障害者はそれが難しいことから、
単純作業を任されることが多く、
会社側に高給を払うメリットがないから
そういう傾向が強いと言えます。
(障害者職業相談室・窓口もほとんどが非正規求人です。)





その一方で障害者の立場から言うと、
いつかは親から離れないといけないので、
より安定した仕事がほしいというのが本音なのに、
仕事が得られるかどうかすら定かでなく、
得られても非正規雇用でいつクビになるか
わからないのが現状です。





あと障害を持っているから自分のやりたい方向の職種に
進みづらいというのも一般の人に比べて不平等だし、
大学卒業を前に就職活動に踏み切れないまま、
戸惑ってる当事者の学生の子もいっぱいいるし、
障害者が働きやすい会社以前に
障害者雇用の幅を増やすのと
雇用を安定させることが急務だと個人的には考えています。





・・・とは言え、
まずは『障害者雇用』というものを知ってもらうのが大事なので、
バリバラをはじめメディアの出演依頼があれば
今後も出るつもりでいます。





そしてお知らせなんですが、
7月に出演したこの番組の再放送が決定しました。





10月3日(金)21:00~21:30と
10月7日(火)24:25~24:55
NHK Eテレです。





まだ見てないよ、って方はぜひ見てください。




http://www.nhk.or.jp/baribara/lineup/140711.html