作業所生活が

あまりうまいこといってないということで、
先週金曜日(9日)

急きょカウンセラーの先生が
カウンセリングしてくださることに

なったんやけど、行ってみて

僕はやっぱりカウンセラーさん

泣かせ(別に泣かせてへんけど・・・)

やと自分で思った。


その抜粋です。

Y=僕、YOHEI
C=カウンセラーさん



Y「作業所をやめたいとは

思ってないんですけど、
僕がいることで、他の障害の方を依存させ、
依存させることで、また別の方に

不愉快な思いをさせて

多大な迷惑がかかってるんで、
やめたいんです」


C「やめたいと思ってないんやったら、
やめんでもいいやん」


Y「でもやめたくなくても、その場の雰囲気を
客観的にみて、やめる人も社会にはいるでしょ?
本人がやめたくなくたって企業の人事って
部署の同僚どうしの慣れあいとか見てて、
離れさせることだってあるでしょ?」


C「でもそれは企業の話でしょ?」


Y「いや僕は人に不愉快な思いをさせたり、
迷惑をかけてまで、続けたくないんです。
それは作業所でも企業でも、
どこの場所に行っても変わりません」


C「誰もあなたのこと、
不愉快とか迷惑って思ってないんちゃう?
あなたが勝手に思ってるだけでしょ?」


Y「いや、『不愉快』や『迷惑』だって、
本人の目の前で堂々と言う人っています?
僕は言われなくても、
その人が醸し出してる雰囲気とか表情で
わかっちゃうんですよ。
僕の存在とかやってることが評判悪いなって」


C「そこやな。作業所を休むきっかけになった
パニックが起こったわけは。
あなたがもともと考えて気にしてたことを、
作業所の方(Iさん)に

ハッキリ言われて、カッときたわけや」


Y「まあそうですね。別の利用者の方(Sさん)の
世話してたことが、

Iさんの逆鱗に触れたみたいで。

とはいえ、Iさんの言うことが正しいし、
全部僕が悪いんです。

パニックを起こすこと自体、
自分では絶対に許せないし、
人前で恥かくだけですからね」


C「でもIさんは誤解しておっしゃってるだけで、
あなたが不条理な状況に立たされただけでしょ。

あなたは『Sさんを依存させたくない』って

前からお考えになっていたわけだから、

もう一回作業所でやり直して、話しあって
パニックを抑える練習をされたらどうですか?」


Y「いやもう諦めてるんですよ。
7年前からこの状況ですからね。
薬を飲んだり、少しぐらい

嫌なことは受けとめたり努力をして、

希望を持っても変わらないですもん。
第一、仕事で大変な時って、
『パニックを抑えよう』なんてことすら

考えてる余裕がないですよ」


C「なんか『パニックを起こしてはいけない』
とか『~すべき論』でモノ考えてない?」


Y「当たり前ですよ。自分ひとりで
生活してるんじゃないですから。
父は朝刊配りと作業所仕事のかけもちして、
うちのローン払ってくれてますし、
作業所だって職員さん、
朝8時から出て来てくれてるんですよ。
自分ひとりで生活してるんだったら、
『~すべき論』にとらわれず、
自分のペースで生活しますよ。
でも人や職場のお世話になって
生活してる以上は仕方ないんですよ」


C「ひょっとして、子どもの頃、
お父さん・お母さんに厳しく育てられた?」


Y「そりゃ厳しかったですよ。
お父さんには何回もしばかれました。
でもそれはあまり関係ないんじゃないですか」


以上・・・で終わってしまいました。

カウンセリングって普通は精神的なしんどさを
安心させてくれる場のはずなんやけど、
ほとんど僕が先生の言うことに
反論するって感じで、先生の「表情」は
「苦笑い=これは何言うてもどうしようもない」
という感じでした。



カウンセリング終わったあと、
自分自身、思い出したのが、
2年前に「きらっと」に出たとき、
シュウさんや玉木さんから、
「これでもか」ってぐらい

励ましていただいたのに、
何一つ受けとめられなかったこと。



番組の最後に玉木さんに
「そんなに自分のこと謙遜せんでも」

って言われたんやけど、この2年間、

新しい経験いっぱいしてきたのに、
何一つ気持ちが変わってない

自分が本当に恐ろしい。



作業所の方や知り合いの方からも、
「パニックは障害のある人、ない人

関係なく起こるんで、心配しなくていいですよ」
「今までパニックを起こしては、
チャンスを無駄にしてきたのではありませんか。
今がやり直しのチャンスですよ」という
温かいメールをもらってるのに、
逆にそういって励まされることに

傷ついてしまったり、「自分は社会から

見たら幼稚な存在なんだ」と思ってしまったり、
ただただ今は、失礼な受けとめ方しか

できないですね。別に言ってくれてる人が
そういうつもりじゃないっていうのも
十分わかってますが。



で、少なくともすぐに

作業所に戻るということはないですね。



僕がいますぐ戻ったら・・・



①僕が単にその場で「『カッ』と

しただけのことだ」という受けとめ方をされる。



②僕が深くモノを考えたり、

自分の意見を持たない人だと思われる。



③「『私たちは気にしてないからね』と

僕に言いさえすれば事が済む」と

作業所の職員さんに思わせてしまう。



④Sさんをはじめ他の利用者さんにも

「洋ちゃんはすぐに戻ってきてくれる」

と思わせてしまう。



⑤Sさんをはじめ他の利用者さんを

「どう依存させないか」を考えないまま、

僕がパニックを起こす前と

同じ状態に戻ってしまう。



と、なにひとつ、

僕にも作業所にもいいことはないし、

客観的に考えても

戻ってはいけないと思ってるんですね。



僕が怒った、パニックを起こしたことは、

人間として稚拙なことは認めるけど、

「僕の障害特性」という部分だけに

事が矮小化されてしまうとしたら、

それは僕の思いとは違うし、

「戻ってきて」と言われても、

安心して戻れないです。



ま、こういうこと言うても、

「偉そうに!」って不快に思う人が

出てくるだけっていうのも、

よくよくわかってるけどね。



ただ僕は本気です。